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Syoko Mihira 三平硝子

BIOGRAPHY

略歴
東京都生まれ

2016 アメリカのガラス造形作家 Zii氏より師事
受賞
2020 『Monstar Exhibition 2020』優秀賞

2021 『IAG awords 2021』入選

2021 『Independent Tokyo 2021』 審査員特別賞
展示
2021 東京 Gallery Face to face『5つのいきものがたり』

2021 東京 スパイラルギャラリー『SICF22』

2022 東京 伊勢丹新宿店『アートのチカラ』

2022 東京 荒井画廊『Kowaii展』

2022 東京 Gallery Dalston『Dalston Group Exhibition part1』

2022 東京 四季彩舎 『Monster:モンスター』

2022 東京 銀座蔦屋書店 『Real?』
アーティストステートメント
数年前までBMXと呼ばれる自転車に乗って行うストリートスポーツを14年ほど行ってました。

夜な夜な公園に仲間達で集まり競技していくストリートスポーツの世界では、自分にしかできないトリックや、動きをすることで仲間からの評価が高い世界でした。

仲間はみな個性的な人間が多く、BMXに対する情熱や真新しいトリックの発想など、彼らと過ごした日々は刺激的なものでした。

そうした環境に長年いることで表現や発想など多くを学びました。



私が生み出すモンスターは自分自身に起きた出来事やコンプレックス、出会った人など現実に起きたことがモデルとなっています。

そこには自分自身に起きた出来事だからこそ、『こんなこと起きるよね』や『こんな人いるよね』など"共感"といった部分に重きをおいて作品1つ1つにストーリーが存在する作品を生み出しています。



"共感"に重きをおいている理由として、ストリートスポーツにおいて私達は

警察や警備員の方達から注意を受けることが多かった。

その分、仲間内で同じ境遇や環境、日常で起こった面白い出来事や嫌な出来事などをお互いに共感していくことでの仲間意識が強くあった。

これは一種の対抗文化(カウンターカルチャー)の現われではないかと考えており

私が作った作品自体に対抗文化的なストーリーを持つ物が存在しているのが、そういった過去の出来事を踏まえてなのだと考えています。



私はガラスをバーナーの火の中に入れて、ガラスを溶かしながら制作するバーナーワークと呼ばれる技術で制作しています。

技術はアメリカにいるガラス造形作家のZii氏から学びました。

彼女は小柄な黒人の女性ながら、技術・精神的な部分に長けており

技術は数日習った程度ですが、技術だけに限らずガラスに向き合う精神的な部分や生き方を多く学びました。



私が使う素材はボロシリケイトガラスと呼ばれる強化ガラスの一種を使用しています。

このガラスは展示するうえで、転倒や落下による割れがおきにくく経年劣化などもない

展示や保管に適している素材なのです。





三平 硝子/Shoko Mihira

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